「子供が自立したし、そろそろ離婚を本格的に考えたいけど…お金が心配…」
「ひとりで暮らせるほど安定した収入がない」
「離婚して、自分の年金だけで生活できるのかな…」
熟年離婚を考えたとき、やっぱり気になるのが『お金』です。
そんな不安から、離婚に踏み切れない人もいるのではないでしょうか。
でも、離婚したら何も持たずに家を出るわけではありません。
結婚生活の中で夫婦が築いてきた財産は、『財産分与』として夫婦で分けられます。
WeSelets編集部特に持ち家は、金額が大きいうえに、現金のように簡単に半分にできません。
この記事では、熟年離婚で財産分与の対象になるものや分け方、持ち家をどうするか、家の価値を確認する方法まで解説します。
老後の生活に必要な費用はいくら?
老後、ひとりで暮らすとなるといくらかかるのが気になるところですよね。


総務省の2025年の家計調査によると、65歳以上の単身無職世帯では、毎月約3万円たりない計算です。
年金が始まる65歳から20年間毎月3万円たりないとなると、720万円ものお金が必要になります。









女性の2人に1人は90歳まで生きる時代。
もっとお金が必要になることも考えられます。
熟年離婚で財産分与の対象になるもの・ならないもの
離婚するときは、結婚生活の中で夫婦が築いてきた財産を分けます。これが財産分与です。
まずは、どんな財産が対象になるのか見てみましょう。


※保険は保険料の負担元や時期などによって判断されます。
※退職金は、婚姻期間中に夫婦で築いた財産とみなされる部分は、財産分与の対象になることがあります。
※年金は「年金分割」という別の制度があり、婚姻期間中の厚生年金の記録を分けます。
※結婚前の財産も、結婚後の夫婦の協力による価値の増加などが考慮される場合があります。
財産分与の対象となるのは『結婚後に築いた財産』。
たとえば、結婚後に夫の収入で家を買い、夫名義になっていたとしても、夫婦で協力して築いた共有財産となるんです。









財産のリストアップは、できれば同居中に済ませておくのがおすすめ。
別居すると相手の口座や財産の把握が難しくなることがあります!
※財産分与は離婚後にも請求できますが、期限があります。2026年4月1日以降の離婚は原則5年以内、それ以前の離婚は2年以内に家庭裁判所へ申し立てる必要があります。
専業主婦やパートでも原則として2分の1
財産分与では、夫婦が結婚生活の中で一緒に築いた財産を、原則として2分の1ずつ分ける考え方が基本です。


妻にほとんど収入がなかったとしても、家事や子育てをしてきたことも、夫婦の財産を築くための貢献と考えられます。
「専業主婦だったから、ほとんどもらえない」というわけではありません。









財産分与で特に大きな金額が動くのが『持ち家』です。人によっては数千万円単位で財産分与を受ける人も。
では、持ち家はどうやって分ければよいのでしょうか。
熟年離婚で持ち家を分けるにはどうする?住宅ローンの状況別に解説
持ち家を財産分与する場合、主な選択肢は「売却して現金を分ける」「どちらかが住み続ける」の2つです。
たとえば、2,000万円の家を財産分与する場合を見ていきましょう。


このように家の価格とローンの状況に応じて、家を1/2で分けます。
そのため、「うちにはまだローンがあるから財産分与できない」とは一概にいえません。









まずは、今の家にどれくらいの価値があり、ローンがいくら残っているのかを把握することが大切になります。
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持ち家の価値を正しく知るには複数社の査定を比較しよう
家の価値を知りたいなら、不動産会社に査定を依頼しましょう。
ただし、1社だけで決めるのではなく、複数社の査定を比べるのがおすすめです!
複数社を比べれば、家の相場も見えやすくなります。









とはいえ、何社もの不動産会社に自分で連絡するのは大変!
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家の売却には、1年以上かかることも…!
早めに査定だけでもしておくと安心です。
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また、査定をしたからといって、必ず家を売らなければならないわけではありません。
今後の生活を考えるためにも、まず現在の価値を確認しておくと判断しやすくなります。









離婚するかどうか、まだ迷っている段階でも利用OK!
担当者が家に来て査定することもないから、夫に内緒で進められます。
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昔買った家でも思った以上の価値があるかも?
近年は、建築費や建材価格の上昇によって新築住宅の価格も高くなりやすく、中古住宅を選ぶ人も増えています。


そのため、築年数が経っている家でも、思っていた以上の価格で査定される可能性も!
だからこそ、自分の家はいくらなのかを実際に確認してみることが大切です。
「離婚したいけど、お金が不安」という人は、まずは夫婦の財産を整理し、持ち家の現在の価値を知るところから始めてみてくださいね。
\離婚後の生活資金に!/

